宮前平リノベーション⑦壁を作ります
2017年01月20日(金)
遡って、「宮前平リノベーション」の工事中のご報告。
昨年の12月中旬頃のお話です。
一通りの壁下地を立てて、いよいよ石膏ボードを貼ります。
石膏ボードとは、別名プラスターボードとも呼ばれますが、
石膏を板状にして特殊な紙を両面に貼ったもので、クロスや塗装などの仕上げ材の下地になります。
ところで、R壁の部分、悩んでいる様子ですね~。
この曲がった部分の壁は、湾曲ボードという曲がるボードを使っています。
ところがこのボード、曲げられるようスリット状になっているため、フニャフニャ。木下地をがっちり作らないとボードが止められず、大工さんも頭をかかえているわけです。
曲がった壁や天井などを作るには、湾曲ボードの他に、湾曲ベニヤもあります。
ただベニヤの場合、珪藻土が(この壁も珪藻土の予定)ベニヤの水分を吸い上げアク(シミ)が出てしまうことがあります。もちろん、シーラーを塗ってアク止めもできますが、リフォーム用珪藻土はたった3mm程度の塗り厚さですので、万が一のことを考えて、下地の素材を変えたくありませんでした。
ここは設計者としてのこだわりで我儘を聞いてもらいました(笑)
大工さんの苦労の末、R壁が出来あがりました。
後は左官やさんに、なめらかなRになるようお願いしましょう!
現場で職人さんが頑張ってくれている間にこちらは色選びです!
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