マンションを救った”気づき”
2018年11月09日(金)
ブログの当番が回ってくると、悩むのが書き出し。
ネタはあるんです。施工現場にはそれぞれの物語がありますから。
○○の花が咲いた、こんな雲が出ていた、季節を感じられる軽~い話題が欲しいんです。
アイキャッチ画像にも、花や空があったら素敵だな、
何か良いものないかしら、と通勤途中に探すようになりました。
港北区でキョロキョロしている変なオジサンを見かけたら、私かも知れません(笑)
今回は偶然見つかった腐食配管のお話です。
浴室リフォームの打合せで出た「洗面台のお湯の量が少ない」とのお悩み。
キッチンや浴室の湯量は充分。
洗面台下の収納内に頭を入れて、配管の途中に水栓を設置して検証すると、
その水栓からの湯量は足りません。
・・ということで、洗面脱衣室の床下で分岐している配管のうち、
洗面台への給湯配管の劣化と診断しました。
浴室工事の着工時に配管を確認してみると、
悪さをしていたのは配管内にも浸食しているサビでした。
その原因は、異なる金属で接続されていた配管。
新築時に銅管と鉄管を繋いでおり、「濃淡電池作用」を起こしていました。
電位の違う二つの金属が接触すると一方の金属の腐食(サビ)が進みます。
これは建物全体の安全に関わることなので、お施主さまが管理会社へ報告し、
次回の理事会で発表されるようです。
お施主さまの気づきが、マンション全体の安全を守りました。
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設備のSOSサイン0.75坪 システムバス工事は118万円でした。
横浜市 港北区都筑区リフォームはゴーイング・グリーンへ!