ミーティングルーム リフォーム ~壁~
2020年06月12日(金)
弊社ミーティングルームのリフォーム工事。
前回ご紹介したのは間仕切り壁でしたが
引き続き〝壁〟についてご紹介します。
先ずは 腰壁の高さに見切り材を設置して
その下に腰壁を張っていきます。
実はこの腰壁、羽目板ではなく
プリント合板を使用しています。
見切り材と共に上から塗装をするので
腰壁材はコストカット。
天井と同じ白色の塗装を刷毛塗りしたのがこちら。
雰囲気を出すために敢えてラフな仕上げを目指しました。
腰壁上は日本エムテクスの『エッグウォール』を採用。
壁紙というよりも 塗壁に見えるこの壁は
食品加工で不要となった卵殻をパウダー化して
紙の上に吹き付けた自然素材クロスです。
調湿実験では エッグウォールを設置した
箱内の湿度は 60分後に60%に低下。
珪藻土などの塗壁と同等の調湿性能があります。
【メリット】
・調湿効果
・消臭効果
・塗り壁のような質感
【デメリット】
・汚れが付着しやすい
・継ぎ目が目立ちやすい
↓↓↓↓↓↓
消しゴムやスポンジで汚れを落としたり、
補修用の専用チョーク(白系)で
継ぎ目を目立たなくする対応は可能です。
今回使用したエッグパルプ
住宅でも採用が多く 自然派の方にはおススメです。
お値段はシリーズによって異なりますが
塗壁と比較すると費用を抑えられます。
サンプルの取り寄せもできるので、現物確認と
メリット・デメリットを把握した上で
採用を決めると良いと思います。
ミーティングルームでの使用に関しては
今のところ 良かったと思っています。
また 経年でどう変わっていくのか、
何か気付いた点などがあれば、
ブログ内に追記していきたいと思います。
最後に 垂れ壁について
ミーティングルームにはもともと天井に
2種類のスピーカーが設置されていました。
一つは現在使用していない社内スピーカー。
今後も使用することはなさそうなので、迷わず撤去。
そしてもうひとつは音響調整スピーカー4台。
この音響調整スピーカーはミーティングルームと
隣接するメインブリッジで使用。
スピーカーから発生する特殊サウンドによって
隣室からの会話内容を聞き取りにくくする
サウンド コンディショニング システムを採用しています。
ですが、あらわし天井になったことで、
行き場を失ってしまったスピーカーたち…。
音響システムのメーカーに確認したところ、
元の位置にぶら下げても効果はゼロに。
仕切り壁の側面に設置した方が効果は見込めるとのこと。
2室間に新たに設置した垂れ壁に移動して
パーティション上部にキレイに納まりました。
実際に効果を検証したところ 殆ど音は聞こえません。
垂れ壁の設置で良かった感じです♪
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