早起きキッチン
2023年02月17日(金)
O様からリフォームのお問合せをいただいたのは昨年の夏です。
車いすをお使いのお父様のために、
1㎝ほどの段差があるトイレの床をフラットにしたい。
傷んできたガスコンロとお掃除がしにくい換気扇を快適にしたい。
気に入っている吊戸はそのままで。
できればタイルもそのまま残したい。


お選びになったのは、残す吊戸に雰囲気がぴったり合った
タカラスタンダードの「エーデル」です。
キッチン天板とタイルとの納まりや、キッチン自体の奥行が変わることで
タイルをすべて残すことは難しいとご説明したところ、
では全面撤去で新しいタイルを!となりました。
キッチン天板や扉の面材、タイルのサンプルを確認しながら・・
タイルの目地は当日に色味を調整して・・
お問合せから半年ほど経った先月、
無事にお引渡しができました。
イメージは、昔イギリスにお住まいだった時のキッチン。


今回貼ったタイルは緩やかに波打ったような凹凸があります。

光の加減で表情が変わり、とても素敵。
(写真ではお伝えしきれないことが残念です・・)
レンジフードと吊戸の間にできてしまう隙間は、
統一性を持たせたくて、
撤去した吊戸の扉を加工して再利用。

天井近くの青いトリム(帯状のクロス)は洋書にあった内装を参考にして、
25年前に若奥様が貼ったそう。
室内に青があると、晴れているようで気分が明るくなると仰っていました。
タイルとのバランスもGOOD。

そうそう、トイレはこんな仕上がりです。

トイレのクロスは交換していません。
お母様の好みのクロスを昨年ご主人がDIYで貼ったそうで、
お母様の思い入れがあるので残したいとのご希望でした。
お引渡しを終えて数日後に、O様からいただいたメールです。
↓↓
美しいキッチンもトイレもとても快適です!
今までより早く起きてキッチンを見に行くので家族に笑われています。
車椅子でのトイレもスムーズになったと父も大喜びです。
布団から出るのがつらいこの季節に、今までより早く起きるとは・・
ご満足いただいことが伝わる、何より嬉しいメールです。
キッチンパネルを貼ることが多いキッチンリフォームですが、
タイルの魅力を再確認いたしました。
横浜市 港北区都筑区リフォームはゴーイング・グリーンへ!https://goinggreenform.com/