施工場所 | 横浜市 港北区 I邸 |
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工期 | 期間:10日 |
部位 | キッチン 浴室 トイレ |
金額 | 金額:420万円 |
◆リフォームのきっかけ◆
お風呂の浴槽横カバー(エプロン)が、破損したのをきっかけに、古くなったお風呂とトイレの
交換でご連絡をいただきました。
お話を伺うと、キッチンの水栓金具も調子が悪い、和室の建具もなんだか気になる・・・。
ご入居して20年も経つといたる所が気になるとのことでした。
また二年前、漏水して洗面室を修理をしたことが判明。
表面的な商品の取り替えだけでは危険と考え、全面的な水まわりのリフォーム中心に、
キッチンと給水管、そして内装(一部張り替え)をプラスした、リニューアルプランを提案いたしました。
◆依頼された内容・こだわりポイント◆
水道管を新しくしたい
?一度漏水したので、今回は全ての給水管を鉄管から柔らかい形状のポリブテン管に取り替えました。
また、今後メンテナンスしやすいようにさや管ヘッダー工法(ヘッダーと呼ばれる給水の中心から
各蛇口まで分岐せずに給水する方法)を採用しました。
ヘッダーがあることで、分岐された給水管のどこに不具合が生じているか簡単にチェックできるようになります。
給水管を新しくする場合、床や壁を開口しなければなりません。
今回は、お風呂、キッチン、トイレは解体しますが、それ以外に洗濯機置き場の床と壁、
あと子供部屋の床を開口する必要がありました。
子供部屋は、歩行の邪魔にならないように、フローリングをきれいにカットして、
点検口として床を確認できるようにしました。
フツーのトイレじゃないトイレがいい
使い勝手だけではない、快適で心地良いトイレがご希望のI様
「トイレ便器を新しくするだけじゃつまらないわね」
そこで、ちょっと我が家風にしてみませんか?と提案。
内装をこだわって奥様好みのちょっとクラシックな柄をつかってみることに。
ポイントは2つ
①奥様の雰囲気を色合いやデザインで取り入れる。
奥様の優しさ品の良さを老舗ホテルの様なイメージで演出。
②広くないトイレ空間をバランス良くまとめる。
柄を活かしつつ、色のトーンを明るく。ケーシング(腰部分にある部材)を回してメリハリをだす。
リフォーム後はトイレに入るだけでなんだか優しい気持ちになる空間に仕上がりました。
家族会議で決まったキッチンカラー
新しく考えたキッチンは収納力、機能は申し分なし。
リフォームの仕様は、全て奥様に決断していただき進めてきました。
しかし扉の色だけ決まりません。
ついには家族会議が開かれ、扉の色を決定することに。
「せーの!」で「指さし旅!」ならぬ、指さしで決まったのがパールボルドー色。
光沢がある紫色が上品な空間を作り出し、
何とも言えない高級感のあるキッチンに仕上がりました。