after :LIXILのセラミックトップ、色はグレーズグレー。キッチン扉は木目調のホワイトオーク。以前あった炊飯器などは背面収納にすっきりと納まりました。
施工場所 | 川崎市 M様邸 |
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工期 | 期間:8日間 |
金額 | 金額:210万円 |
◆リフォームのきっかけ◆
築20年の木造2階建てにお住いのM様。
これまで大きな故障もなかった設備機器ですが、使い勝手の面と20年という節目もあり、
そろそろキッチンのリフォームをしようかとLIXILのショールームで商品をご覧になっていました。
その時新商品だったLIXILのセラミックトップにご主人が一目惚れ。
「セラミックトップにしないならキッチンのリフォームはしない!」という勢いでした。
急ぐ必要がなかったこともあり、1年間じっくりと吟味して商品を選び工事が始まりました。
◆依頼された内容・こだわりポイント◆
M様のご要望は大きく分けて2つ。
「グレーのセラミックトップを採用してかっこいいキッチンにしたい!」
商品を検討している間に新色の『バサルトブラック』というカウンタートップが出ましたが、
初めてショールームに行かれた時の第一印象で気に入られた『グレーズグレー』を選ばれました。
カントリー調のM様のお家にも、濃すぎないグレーがとても良く合いました。
「ダイニングとキッチン間の入口(開口)部分がボロボロになのでどうにかしたい。」
入り口部分が掃除機や出入りの際にぶつかり、クロスや巾木がボロボロになってしまう光景、よくありますよね。
これを改善したいというご要望でした。
◆提案のポイント◆
床や巾木、建具は既存のブラウン色のままとなるわけなので、そこにグレーのセラミックトップとなると、
キッチンの扉を何色にするかということがポイントになりました。
パースに色をのせて、何パターンかコーディネートをご提示し、想像しながら決めていただきました。
色は、最高でも3色。それ以上は増やさないようにした方がまとまり感があります。
結果、既存の”ブラウン”とカウンタートップの”濃いめのグレー”の間に入れる色をホワイトで統一。カントリー調で合わせるため、木目調になりました。
把手はカウンタートップに合わせてブラックで引き締めています。
入り口については、床から天井まで枠をつけるようご提案。
周りの建具と合わせてケーシング枠という装飾入りの枠を選ばせて頂きました。
既存の巾木や壁(左右の壁の厚さが違う)との納まりがなかなか難しく、計画段階からかなり試行錯誤しましたが、
仕上りを見てM様からも「120点満点!」と仰っていただきました。
綺麗に納めてくれた大工さんにも感謝です。
また、壁を剥がしたことでわかった窓まわりからの雨漏り。
リフォームでは剥がした時に初めて分かる不具合もあります。
すぐに塞がずお客様に状況をしっかりとご説明し、適切な改修方法をご説明しました。
部分的に壁を残し、防水工事を施し水が止まった事を確認してからキッチンパネルを納めました。
『見えない箇所ほど大事』
見えないところにこそ手間を掛けてしっかり納める、それがゴーイング・グリーンのモットーです。
M様こだわりのセラミックトップキッチンの工事に当社を選んでいただき、大変嬉しく思います。
ご提案時から工事完成までたくさんのお打合せをさせていただき、楽しいリフォームでした。
M様のこだわりもたくさんありましたが(笑)、私の細かいこだわりにもお付き合いいただいた分、綺麗に納まったなぁという工事でした。
雨漏りが発覚した時にも「このタイミングで雨が降ってくれたおかげで、大工さんが見つけてくれたのだから良かったです」と前向きに捉えていただき、「方法はお任せします。とにかく雨漏りを直してから塞いで下さい」と仰っていただいたので、信頼してお任せいただけたことが嬉しかったです。
こちらこそ、また是非よろしくお願い致します。